GarageBandは、Appleが提供している音楽制作アプリです。このアプリの最大の特長は、音楽知識や楽器の演奏経験がなくても、iPad一台あれば誰でも手軽に音楽を制作できる点です。
Logic Proと違い、GarageBandは無料で使える音楽制作アプリですが、さまざまな楽器やエフェクト、ループ音源が使えます。ピアノやドラムなどの楽器演奏から、マルチトラック録音、Podcastの編集まで、音に関するあらゆる作業をこのアプリ一つで完結させることができます。
GarageBandの特徴
- Live Loops:グリッド上のセルをタップしてループ音源を再生・停止させるだけで、DJのようにリアルタイムでオリジナル曲を作成できる。
- 直感的なTouch Instrument:楽器が弾けなくても、画面上のピアノ、ギター、ドラムなどの楽器をタッチ操作でプロのような演奏ができるできる。
- 豊富な内蔵音源:「サウンドライブラリ」から、プロフェッショナルが作成したループパックや新しい楽器セットを無料で追加ダウンロードできる。
- 強力なレコーディング機能:外部マイクを使ったポッドキャストなどの音声録音や、実際のギターやMIDIキーボードを接続した本格的なレコーディングにも対応。
- 本格的なマルチトラック編集: 最大32トラックまで重ねることができ、音声の切り貼りやエフェクト調整も行える。
GarageBandでループするBGMを作成
自分のポッドキャスト番組「iPad Workers Podcast(Apple Podastで視聴)」を始めた時、オープニングとエンディングにBGMを入れたいなと思って音源素材を探していたんですが「GarageBandを使えば簡単に作れるよ」と言われたので、作ってみることにしました。

音楽を聴くのも、演奏するのも興味がない私ですが、GarageBandを使えば、ポチポチとタップしていくだけで簡単にいい感じのループ音源が作れます。
著作権フリーの無料音源などもたくさんありますが、利用するにはクレジット表示が必要だったり、後から規約が変わったりと問題が発生する場合もゼロではないので、自分で作る(自分が著作権を持っている状態)っていうのが重要になってきたりします。GarageBandで作成した音源は、音源素材単体を商用利用しなければOKです。
GarageBand のロイヤルティフリーのループを商用利用する - Apple サポート
GarageBandを起動すると、ファイル選択画面が開きます。右上の「+」ボタンが新規作成ボタンです。

GarageBandで曲を新規作成したら、「LIVE LOOPS」のタブからジャンルを選択します。

Sound Libraryから好きな音楽パックを無料でダウンロードできます。サンプル音源も聴けるので、自分が作りたい雰囲気に合うパックをダウンロードすればOKです。

ジャンルを選択すれば、あらかじめセットされたいい感じの音楽が入った状態になるので、そのまま使用したり、楽器を変更したり音源を追加したりが簡単にできます。
ジャンル選択画面で新規を選択すると空っぽの状態からスタートするので、好きなリズムや音源のデータを追加していくだけで音楽が作成できてしまいます。
子どもの声を収録したりして、6歳の息子と一緒に楽しくBGM作成できました。(30分くらいで作れました)

音源の書き出しがやや複雑?
設定ができたら、録音して左上の書類マークを押して保存します。ファイル選択画面でファイルを長押し→「共有」→音声ファイルの設定して「送信」→「次の方法で開く」→「“ファイル”に保存」と…かなり手数が多いです。

GarageBandの活用事例・気に入っている理由
音楽の知識がゼロでも「作れる喜び」を味わえる
最大の魅力は、音楽理論を知らなくても、わずかな時間で「自分の曲が作れた」というクリエイター体験を得られる点です。プリセットのループ音源を並べるだけでも十分なクオリティになるため、10〜30分もあれば小学生の子どもでもオリジナル曲を完成させられます。AメロやBメロといった曲の構成がわからなくても、8小節の「気分が良いループ」を作るだけで十分楽しめます。
ポッドキャストのオリジナルBGMやジングル作成
配信用のBGMやオープニング・エンディングのジングル作成に非常に重宝しています。既存のフリー素材を探す手間を省き、GarageBandに内蔵されているAppleの著作権フリーなループ音源を組み合わせるだけで、自分だけのオリジナルBGMをすぐに用意できます。
GarageBandの使い方をもっと知りたいなら
GarageBandのアップデート内容
直近1年ほどのアップデートでは、最新のiPadOSへの最適化と、ファイル管理の柔軟性が向上しています。
2025年11月:バージョン2.3.18 アップデート
- 「ファイル」アプリとの連携強化:Filesアプリからサンプル音源を直接トラックやサンプラーへドラッグ&ドロップできるようになりました。
- オートメーションの「取り消し」対応:音量やエフェクトの細かな調整(オートメーション)が、取り消し(Undo)操作に対応し、試行錯誤が容易になりました。
- Bluetoothオーディオの安定性向上:ワイヤレス環境での音声遅延や接続トラブルが改善されています。
2024年9月:バージョン2.3.17 アップデート
- 録音の安定性向上:バックグラウンドでの動作や、長時間のマルチトラック録音時の安定性が強化されました。
- 新Appアイコンへの対応:iPadOS 26(2025年最新OS)のビジュアルスタイルに合わせたアイコンデザインの刷新が行われました。
